続かない人が「継続」するコツ。

運動や自炊、断酒、節約、ブログを書くことなど、続けよう!と思ってもなかなか続かなくて悩んでいる人も多いようです。
考えてみれば、私はスタートダッシュが遅くて結果を出すまでに何年もかかってしまう代わりに、そのぶん「継続」するのは得意だなぁと思います。
そこで今回は私が「継続」するために必要だと思っているコツをご紹介しますね!
続かなくて悩んでいる人の参考になればと思います。
もくじ
私が続けているもの
いま私が続けられている主なものは、家計簿、断酒、禁煙、早起き、自炊、ブログを書くことなどです。
過去に数年単位で継続していたのは、ジョギング、筋トレ、ダイエット用のたんぱく質たっぷりヘルシーごはん、おやつを食べない習慣など。
すごいといわれがちな断酒は先日300日を迎えることができました!
「続けたい」と誰もが思う典型的な行動を習慣化してきていると思います。
「継続」の種類を知る
「継続」できるようになるため、まずは「継続」の種類についてお話させてください。
「継続」には3種類あります。
定期的に行うもの、やめること、病的なものです。
定期的に行うものはジョギングや家計簿、ブログを書くこと、早起きです。
やめることは節約やお菓子を食べる習慣、断酒、禁煙などですね。
禁煙や断酒は依存症なので、病的なものですよね。砂糖や脂質、ドカ食いも人によっては依存の域になっている場合があるので、病的なものに分類される場合もあります。
この継続の種類を認識しておくと続けやすくなります。
継続の種類ごとに対策を変える
継続の種類が分かったらそれに合わせて対策を変えていきましょう。
「定期的に行うもの」を継続するコツ
定期的に行うものを継続するコツは「とにかく自分をあまやかし、継続することを最優先とする」ということ。
まず自分に厳しく1回でも休むと継続が途切れてしまったとやる気をなくすタイプの人は、とことん自分をあまやかしてください。
毎日続けようと思っていたのにうっかり寝てしまった…そんな時は「あの日は疲れてたから特別!ノーカン!」と、継続できていることにしてしまいます。
逆に自分に甘くまぁいいかとだらだら辞めてしまうタイプの人は、「継続している」とする判断基準をめちゃくちゃゆるくしてください。
いつもより10分早く起きただけでも早起きできたと継続できたことにしてしまうのです。でも早起きしていないのに早起きできたことにするのはダメです。
「やめること」を継続するコツ
お菓子をたべない、お酒を飲まないなど「やめること」を続けるコツは「あと5分我慢しよう」をひたすら繰り返すだけ。
「5分後に」「明日になったら」これを続けるのが一番継続しやすいです。
「病的なこと」を継続するコツ
買い物依存、断酒、禁煙、砂糖依存など、依存気味になっている場合はありとあらゆる方法に頼ってください。
たとえば断酒ならば、お酒の代わりにお酢をのむのが定番ですが、お酢代が高くつくからとケチったり、お菓子をたべることで禁煙が継続できるなら体重増加には目をつぶるなど、代償を払ってでも継続することを最優先とするのです。
断酒について
診断がつくレベルの依存症になっている方の場合は病院で医師に相談してくださいね。お酒の依存は一番怖く、失敗すると命にかかわりますので、断酒は特に慎重におこなってください。
継続するコツ
継続を続けるコツは実はたった2つしかありません。こだわりを捨てることと絶対に続けることです。
1. こだわりを捨てる
習慣が続かない人って「○○しなければ続けたとは言えない」というこだわりを持っていませんか?
ジョギングなら「着替えて5キロ走らないと」というルールや、筋トレは「ジムにいって筋トレしなくては」など。
普段着のまま1分走ってもジョギングしたから継続できてるといってOKだし、筋トレだって家でダンベル1回持ち上げるだけでOKです。
私はこの方法で毎日10km走るジョギングの習慣が身について-13kgの減量に成功しました。最初は「ジョギングシューズに履き替えて家から出るだけでOK」というルールだったのです。
2. 絶対に続ける
継続したいとき、一番大切なのは「継続すること」ですよね。
断酒していた時におきた出来事なのですが私はうっかり他人のビールを一口飲んでしまいました。その時周りの反応は「アクシデントでも飲酒は飲酒。失敗とみなすべき」という意見と「アクシデントなら問題ない」という意見で真っ二つに分かれました。
その中で「あなたがやりたいことって、飲んだか飲んでないかを厳密に決めることじゃなくて断酒の継続でしょ?失敗認定して断酒やめるくらいならオッケーなことにして断酒続けたほうがいいのでは」という意見がありました。
それを読み、確かにその通りだと思ったのです。
失敗したことにして断酒をやめるより、一口飲んだことはなかったことにして続けたほうがいいに決まってます。結果的に断酒が続くなら厳密にルールを守る必要なんてどこにもない!
私は断酒を続けられたらそれでいいのです。
3. 中だるみを許容する
新しい行動を継続するときにありがちなのが最初にがんばりすぎて半年くらいするといつのまにか習慣が消えているパターン。
その時にどう行動するかで継続できるかできないかは変わってくるのですよね。
私はやる気がなくなった時はクオリティをさげてでも続けたほうがいいと思っています。
実際に私は家計簿のモチベーションが下がっていた時期は振り返りを月1にしていたし記録も週1でした。それでも続けていた結果、再び週1に戻せたし節約の効果もではじめています。
一度やめると新たに始めるのは大変です。なので効果がなくても、形だけになっても、できる範囲で続けておくほうがのちのち習慣化につなげやすくなります。
習慣づくりの本
習慣作りの本でよかった本を1冊ご紹介させてください。
私が以前から行っていた習慣作りのコツがすべて言語化され、研究結果や著者の経験をもとにわかりやすく書いている本がありました。
わかりやすくておすすめです!
習慣化は簡単
習慣化は結構かんたんなので、気負わずゆるくはじめてみてください。
逆に張り切ってやるぞ!と思っていると続かなかったりしますよね。だって毎日張り切ってたら疲れてしまいますので、毎日続けられる程度の張り切り具合がちょうどいいのです。
習慣化してしまえば続けるのは簡単になりますから、ぜひ諦めず継続してみてくださいね。
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