人に誘われると断れない私が人付き合いの浪費をなくした方法

私は我慢ができません。
すごく人に流されやすく、あまり深く考えずに買ってしまい、後から後悔することが良くあります。
家計の赤字を改善しようと家計と向き合い始めた当初、いちばん頭を悩ませたのは、人付き合いでした。
ライブによく行くので、「また来てよ」とバンドマンに言われたらつい「もちろん」と答えて行ってしまう。友達に「えー来ないの?寂しい」と言われたらつい行ってしまう。
マイナスでお金がないのに、人に誘われたらどうしても断れなかったのです。
その原因がなんなのかわからず、頭を悩ませて来ましたが、最近ようやく人付き合いでの支出がなくなって来ました。
そのポイントは「これは社交辞令だ」と理解すること。
今回は私が人づきあいで色々と買ってしまうのをやめるのは、結構簡単なことなのでした。
もくじ
買ってしまう原因は「見栄」と「罪悪感」
なんで人に言われただけで買ってしまうのでしょうか。それは見栄と罪悪感。
やると言ったのにやらないのは申し訳ないしみっともないという2つの気持ちで、言ったからにはやらなくてはと必要もないものを買ったり、行きたくもないライブに行っていたのですよね。
また、SNSで報告しなくては!という使命感から買ってしまうこともありました。
理由がわかったら、それをやめたらいいだけです。
実際に不要に買ってしまいがちなパターンに対して、私がとって来た対処法をご紹介しますね。
買ってしまいがちなパターンと対処法
私が気をつけた人の誘いで買ってしまうパターンは大きく分けて4つです。
ネットとリアルと半分ずつ。
どちらもただの口約束を間に受けているのです。よくいえば真面目だけど、実際に近くにいたら全部間に受けてちょっとめんどくさい相手かも、、なんて思ったりもしました。
私が気をつけたのは4つです。
友達の誘い
いちばん苦労したのが友達付き合いです。
心の何処かに、断ったら2度と誘われないのではないか、嫌われてしまうのではないかという恐れがあります。
けれど、断っても大丈夫だったのです。
友達の誘いを断れるようになる前、私は周囲の人を観察しました。
特にライブの誘いや打ち上げを断れなかったので、いつもさっさと帰っている人をじっくり観察しました。
彼女は打ち上げにも参加しないし、ライブも来たり来なかったりなのにすごく友達が多いのです。そして、周りの人からの誘いには「行けなーい」と答えてそれっきり。
それでも嫌な顔をされることはありません。
もしかして断っても嫌な顔されないのではないだろうか。そう思い、私も行けない時は行けないと答えるようにしました。でも嫌われなかったし、友達も減りませんでした。
やってみたらすごく簡単なことだったので拍子抜けしてしまいました。
バンドマンの誘い
バンドマンの誘いは結構やっかいです。行くと答えていかないと本気で傷つくんです彼ら。
でも、貧乏なことは誰よりも理解してくれるので「お財布と相談かな!」や「今月は予算超えたから」というのいちばん断りやすかったです。
でもそもそもバンドマンに近づかないのが一番ですね。
Twitterの「レポ待ってます」
Twitterでも気軽に「レポ待ってます」と言われることがあります。私も言ったことがありますが、絶対気軽に言っているだけなのに真に受けて、本当にレポしようとしてしまうのです。
レポしたところで相手は言ったことすら覚えていないというのに。
これも「はーい」で流していいことだったと気付きました。
SNSの憧れ「発信して構われたい」
面白いものを見つけると、SNSで発信して構われたいなと思ってしまうところがあります。
インスタ映えという言葉が流行りましたが私も例に漏れず、面白いパッケージのものや新発売のもの、有名人が言っていたものを買ってはSNSにアップしていました。
その場合は欲しかったわけではなくてただ写真をアップしたかっただけなので毎回なんで買ったんだろうと後悔していました。
ものを買ってもTwitterにはアップしないと決めてから、SNS用の買い物をしなくなりました。
効果的だった人付き合いの断り方
今まではパターン別にご紹介して来ましたが、私が人付き合いの浪費を減らすために常に心がけていたことを3つご紹介します。
安易に約束をしない
ひとつめは、安易に約束をしないことです。
必ず「予定空いてたら」と答えるようにしました。しつこく誘われても「予定が空いてたら」の一点張りでやり過ごします。
改めて予定を確認してくる人もいますが、その場合は「ごめーん、予定入ってた!」で断れるので完璧です。
罪悪感のない断り方なので私には向いていました。
見栄が必要な人付き合いはしない
そもそも人付き合いしなきゃいいんじゃないかという考えです。
一緒にいるとやけにお金を使ってしまう友人っていませんか?
そういう人も浪費家で、貯金がないのですよね。
私はそういう一緒にいるとやけにお金を使ってしまう友人を疎遠にすることで、無駄な支出をしないようになりました。
やっぱりそういう人との付き合いはどこで無理をしていたのか、気持ちもすごく楽になり、満足しています。
打ち上げ前にさっさと帰る
いちばん断れないし、誘われたら100%ついて行ってしまうのが打ち上げです。
打ち上げの話が出る前にさっさと帰ることにしました。
いちいち探されるわけでもないし、これは完璧な逃げ方です。
終わりに
人につられての浪費は本当は要らないとわかっているので、後から後悔することが多かったです。
家計簿をつける前からどうにかしたいと思っていたことだったので、家計簿をきっかけに人付き合いの支出をなくすことができ、本当に良かったと思います。
お金を支払う時は納得して、気持ちよく支払いたいものです。
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