予定外の出費で赤字が続く場合の対処法

いつも頑張って予算を立てているのに、予定外の支出が続いて毎月赤字になってしまうことはありませんか?
冠婚葬祭や急な病気など、本当にどうしようもない支出の他に、私のような家計管理初心者は、予算に入れるべき項目をすっかり忘れて「予定外の出費だ!」となってしまう場合も多いのではないかと思います。
私もつい先日、Amazonプライムの引き落としがあり困ってしまいました。1年に1回の引き落としだと忘れがちなのですよね。
そんな予定外の出費についての対処法をご紹介します。
もくじ
予定外の出費はなぜ起きるのか
まだ冠婚葬祭のような本当の予定外の出費は仕方ないと諦めもつきますが、Amazonプライムのように自分の努力で予定に組み込むことができる予定外の出費は本当に悔しいですね。
この支出さえなければ黒字だったのに…。
家計管理初心者は、こんなことが頻繁に起こると思います。
それはなぜでしょうか。
まだ家計簿をつけ始めて日が浅く、週単位・月単位でしか把握できていないからではないでしょうか。また、不慣れで次の月まで気が回らないということもありそうです。
けれど慣れるまで待つには時間がかかりすぎてしまいます。では一体どうすればいいのでしょう。
予定外の出費への対処法
先を見通せなくても、不慣れでも赤字にしない方法があります。
それは「予定外の支出用」の予算を組んでしまうこと。
今までコツコツ書きためてきた家計簿があると思いますが、今こそ家計簿を活用する時です!
1.予定外の支出の傾向を洗い出す
まずは3ヶ月分ほどの予定外の支出の項目の傾向を洗い出してみてください。
例えばいつも化粧品を忘れてしまうとか、飲み代を考え忘れているなど、自分の癖が見つかると思います。
その傾向に注意して、来月の予算を組んでみてください。
来月の買い物の予定を立て、家計簿を締める時に予定に入れ忘れた項目を見直して、少しずつ入れ忘れが減るようにして行ってくださいね。
2.予定外の支出の金額を洗い出す
毎月の予定外の支出の金額を洗い出したら、だいたいどのくらい赤字が出ているのか、平均値をとってみてください。
その平均値を「予定外の支出用」の予算として次の月の予算に組み込んでしまいます。
そうすると、赤字になりにくくなります。
3.毎月調整して、金額を減らしていく
はじめのうちは、「予定外の支出用」の金額が多すぎたり少なすぎたりすると思うので少しずつちょうどいいくらいになるように調整していってください。
数ヶ月繰り返すと、程よいバランスがわかってくると思います。
落ち着いたら「予定外の支出用」=「予備費」として毎月予算に組み込むようにしてみてくださいね。
まとめ
「いつもイレギュラーが発生して仕事が遅れるならば、それも予定に組み込みなさい」と仕事で後輩によく言っているのですが、これは丸ごと家計管理にも当てはまることなのでした。
私はすべての予算を計画するのは無理!と早々に諦めてしまいました。みんなはどうしているのかわからないけれど、きっと普通は家計に余裕があり、そこからやりくりするのでしょう。
でも、やりくりが下手な私には難しかったので、思い切って予定外は予定外と割り切ることにしてみたのでした。
これで気持ちにも余裕が出て、予算が立てやすくなったので、予算を立てるのが苦手な人はぜひ試してみてくださいね。
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