シンプルライフ一人暮らしに電気炊飯器は必要?

シンプルライフやミニマリストが人気になり、少ないもので生活することに憧れる人も多くなってきていますね。
特に家電は、値段も張るし場所も取るので、本当に必要なの?と疑問を持つ人も多いはず。
実家には当たり前のようにあった炊飯器や掃除機は、ないと生活できないものなのでしょうか。
私はこの7年間、炊飯器を持たずに生活しています。その経験をもとに、炊飯器を買ったほうがいい人と買わなくてもいい人について考えてみました。
炊飯器購入を迷っている方は参考にしてみてくださいね。
もくじ
電気炊飯器がないと生活できないのか?
そもそも、電気炊飯器は持っていないと生活できないのでしょうか。
実は、炊飯器はなくても、美味しいご飯を諦めることなく生活することは可能です。
特に一人暮らしの場合、ご飯はまとめて炊いて冷凍保存するのが定番の節約技。
ということは、電気炊飯器の最大のメリットである「保温」機能を生かすことができません。
電気炊飯器のメリット
では、電気炊飯器のメリットってなんなのでしょうか。
保温機能の他のメリットといえば、吸水時間が不要、タイマーで炊き上がり時間の調整ができることなどでしょうか。
忙しい人にとって、タイマーや保温が使えるのは大きなメリットです。
私は炊飯器を持っていないのですが、個人的に炊飯器で一番ありがたかったなと思うのは吸水時間がいらないこと。鍋でご飯を炊くようになって慣れるまではお水につけていることを忘れて寝てしまうことがよくありました。
炊飯器のメリットを一言でまとめると「時間が自由になること」です。
炊飯器のメリット
・吸水が不要
・放置で炊ける
・タイマーで炊き上がり時間を調整可能
・誰でも美味しく炊ける
・保温機能がある
炊飯器のデメリット
一方、炊飯器のデメリットとは、値段が張ることと、置き場所に困ることだと思います。
これはミニマリストにとっては何よりも勝るデメリット。
さらに炊飯する時に水蒸気が出るので、天井が汚れてしまいます。
換気扇の下に置けたらいいのですが、ワンルームでは難しい場合も多いでしょう。
炊飯のたびに換気扇の下に移動するのも面倒だし、一人暮らしに限っていえば相当なデメリットになってしまいます。
炊飯器のメリット
・初期費用が高い
・置き場所に困る
・水蒸気が出るので部屋が汚れる
・捨てにくい
炊飯器を持たなかった場合のメリットとデメリット
炊飯器を持たなかった場合のメリットは、炊飯器を買う必要がない、場所を取らない、掃除が楽なこと。
デメリットはご飯を炊く手間がかかる、ご飯を買ってくる場合はお金がかかる、手軽に炊きたてご飯を食べるのが難しいことなどです。
一人暮らしの場合、キッチンが貧相な場合も多いと思います。
一口コンロの場合は炊飯とおかず作りを別で行うかレンジを駆使する必要があります。
「手軽に炊きたてご飯を食べたい」という要望を叶えるには工夫が必要になってしまいます。
自分に炊飯器が必要か見極める方法
炊飯器を買うかどうかは、それぞれのメリットとデメリットを比べてみて自分にとってメリットの大きい方を選ぶと良いです。
例えば、
物が増えるのが嫌、部屋が汚れるのが嫌、初期費用をかけたくない、でも炊きたてご飯にこだわりはない、多少の手間なら許せる、という人の場合は「炊飯器を持たない」選択がベストですね。
手軽に炊きたてご飯を食べたい、いつでも暖かいご飯が欲しい、物が増えるのは気にならない、掃除も平気、という場合は炊飯器を買う方が良いでしょう。
また、一度にたくさん食べる人も、炊飯器を使う方が楽だと思います。
味にこだわりのある人は、土鍋や圧力鍋でガス炊きするのが美味しいらしく、炊飯器を持たない人も増えています。
メリットとデメリットを並べてみて、許せないものにチェックをつけて見比べるとわかりやすいですよ。
炊飯器がない場合ご飯はどうしたらいいのか
実際に炊飯器を持たない場合、どうやってご飯を食べたらいいのか具体的にご紹介しますね。
レンジ炊飯器を使う
私も実際に使っていました。電子レンジ炊飯器の「ちびくろちゃん」です。
プラスチックで軽いし小ぶりなので収納しやすいです。ご飯も美味しく炊き上がります。
唯一の難点は電子レンジの中が汚れてしまうことです。熱々のうちにキッチンペーパーで拭き取ればとても綺麗になるので掃除の手間が面倒ではない人にはいい選択だと思います。
鍋でご飯を炊く
鍋でご飯を炊く方法もあります。私IHの一口コンロとティファールのお鍋でご飯を炊いています。
吸水と火力の調整が必要ですが、20分でご飯が炊けますし、まとめて冷凍しておく人にはお鍋炊飯はオススメです。
電子レンジ炊飯器よりおいしく炊けますよ。
こちらの卓上コンロは実際に私が使用しているものです。タイマー機能があり、普段の炊飯には十分な火力です。
私は火力と静音性で比較して選んだ商品なので、一人暮らしでどれを買おうか迷ってる方にお勧めします。
お鍋はティファールを使用しています。取っ手がないので収納がスッキリできるのが本当に素敵!
一人分のパスタを茹でるのにもちょうどいいサイズなので、これから一人暮らしをする人で、資金に余裕がある場合はティファールの6点セット、お勧めです。
炊いてあるご飯を買う
電子レンジ炊飯器を買う前はダイエット中で夜にお米を食べなかったので、家で食べたい時はオリジン弁当でご飯を購入していました。150gで108円です。
スーパーの方がもう少し安いので、スーパーで買うことも多かったです。
たまに食べる程度の私にとってはありがたかったですね。
レンジでできるご飯を買う
電子レンジ炊飯器を買う前は、レトルトのご飯を会社用に買っていました。
量が150gの小盛りもあるのがありがたい!
ダイエット中で白いご飯を食べたり食べなかったりだったので、とても重宝しました。
日持ちするので、非常食として持っておくのもいいと思います。
ミニマリストなら「炊飯器を持たない」でいい
ズバリ結論です。ミニマリストなら炊飯器は持たなくていいと思います。
鍋で炊くのも大した手間ではないですし、物を減らすことに大きなメリットを感じているミニマリストならば、許せる範囲の不便さだと思うのです。
ミニマリストを目指しているのならば、一度炊飯器なしで生活してみて、それでも不便ならば購入してみたらいいのではないでしょうか。
私も、引越しを機に、家電を一切買わずに生活をして必要なものだけ買い揃えて行きました。
自分に必要なものがわかるので、お勧めですよ。
終わりに
一人暮らしに炊飯器は不要だと思います。
炊飯器のメリットより、少ないものでくらすメリットの方が大きかったからです。
炊飯器の水蒸気での汚れがとても苦手だったというのも大きいと思っています。
鍋でも十分美味しいご飯が炊けますし、慣れてくれば手間ではありません。
ものが減ったことで増える時間の方が、大きいように感じています。
これから一人暮らしを始めるミニマリストのお役に立てたらいいなと思います。
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