ミニマリストでも日用品のストックをする理由。

持たない暮らし、シンプルライフが浸透してきてだいぶ経ちますね。シンプルライフといえば、「ストックは持たない」が主流です。
私もシンプルライフを実践して、物が増えるのが嫌でストックを極力持たない生活をしていました。
日用品やコスメはなくなってから買いに行く生活をしはじめて2年以上経っています。
今まではそのやり方で困ったことはなかったのですが、家計管理に取り組み、考えがガラリと変わってしまいました。
ミニマリストでも、日用品のストックは必要です。
この記事ではストックが必要だという考えに至った理由とメリットをご紹介します。
もくじ
金銭管理ができない人はストックを持つべき
まずは結論から言いますと、ストックを持ったほうがいいのは、家計管理ができない人。金銭感覚が壊れちゃってる人は、絶対にストックを持っておくべきです。
足りなくなってから買い足すと、単純に買い物の回数が増えてしまいます。買い物の回数が増えるとついで買いも増え、金額がかさんでしまいます。
また、買いたくなるたびに買う癖がついてしまうので、我慢したり検討したりする習慣がなくなってしまうようです。
私は月3万円以上を日用品に使っていてどうしても減らせなかったので、1ヶ月間日用品を買わないチャレンジをしてみました。
その結果、自分の問題点が浮き彫りになったのでした。
1ヶ月、日用品を買うのをやめてわかったこと
1ヶ月の間、日用品を買わない!と決めて生活してみました。けれど、途中で必需品が必要になり、何だかんだ買い足してあっという間に5000円を超えてしまいました。
欲しいと思っても買わないで生活していると生活に本当に必要なものがはっきり分かります。
わたしが今まで買っていたものは、便利グッズでどちらかといえば趣味の域。「ちょっと気になるな」程度で購入していたことがよくわかりました。
1ヶ月の日用品の目安は5000円にしている人が多いようです。
必需品がなくなり必要に迫られてから買っていたのに日用品の金額が5000円を超えてしまったと言うことは、余計なものはほとんど買えないという事に初めて気付きました。
便利グッズやちょっと気になると程度の物を買っている余裕はなかったのです。
ストックを持たないのは節約の上級者向け
ストックを持たずに都度買い物していくと、気付けば金額が増えていて、家計簿の締め日に青ざめるパターンが多いのではないでしょうか。
金額を決めてまとめて買う事で、後回しにできるものと今すぐ買わなくてはいけない物がわかりやすくなります。なので、金銭管理が苦手な人はまとめ買いがいいと思います。
買う回数を決めてしまうことで無駄遣いが防げます。
無くなり次第買っていくのは、自然と家系管理ができる金銭感覚が育っている上級者向けの手法です。
買いだめとストックは違う
《ミニマリストはストックを持たない》の真実は、《買いだめ》しないことです。
次に使う分のストックを持つのは問題ありませんが、大量に持ってしまうとそれは《買いだめ》になってしまいます。
安いからとたくさん買い込むのはよくないよということであり、1個分のストックを持つのは問題ないのではないでしょうか。
私はこの買いだめとストックの違いを理解しておらず、ストックを持たなかっため生活が不便になっていたのだなぁと思いました。
終わりに
1ヶ月日用品を買わない生活をしてみて、ストックの必要性を痛感しました。
確かに物は持ちたくないのですがそのせいで生活が不便になったり無駄遣いが増えてしまっては本末転倒ですよね。
ステレオタイプに惑わされずに、自分に合ったシンプルライフをしていくのが一番ですね。
あなたにオススメの記事